皆様こんにちは!
なおたろー(@naotarotarou)です。
今回はPMDDについてのお話です。
以前PMS・PMDDについての記事を書きましたが、今回はPMDDの症状や私が実践したセルフチェックの方法をご紹介したいと思います。
セルフチェック方法はPMSの方でも実践できると思いますので、是非参考にしてみてください。
PMDDとは
PMDD(月経前不快気分障害)はPMS(月経前症候群)に比べて精神的症状が重いものを指します。
- イライラする
- キレやすくなる
- 気持ちが不安定
- 突然訳もなく涙が出る
- うつ気分になる
- 食欲変動
- 異常に眠いor眠れない
- 焦燥感に駆られる
- 集中力が薄れる
このような症状が生理開始前から現れ、生理開始と共に減少していきます。
原因はエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)等の女性ホルモンの変動によるものです。
生理開始1週間前、2週間前、2~3日前と症状の期間には個人差があります。
手帳を使ったセルフチェック方法
私が自分の異変に気が付いたとき、まず「うつ病なのではないか?」と疑ったのですが…調子のよい日が続くこともあることから、PMDDである可能性も高いと思い、しばらくセルフチェックを行うことにしました。
まずは100均で手帳を用意しました。(当時実際に使っていた手帳です)
あまりゴチャゴチャせず、シンプルなものが良いと思います。
後ろの方のメモ欄に、症状をメモしておきます。
最初はうまく書けないかもしれませんが、思いついたときに書き足していきましょう。
パートナーや主治医に症状を説明するときに役に立ちます。
そしてカレンダーのページに、その日の体調や心境をメモしていきましょう。
モザイクが多くてすみません(笑)
とてもブログで公開できるような内容ではありませんでしたので…ご了承ください。
ちなみに当時はピルではなく漢方を処方してもらってました。
漢方は私には合っていなかったようで、飲んでも体調の悪い日が続いていました。
書けない時があっても大丈夫です。
毎日書こうと決める必要はありません。
書ける時に、ゆっくり書いてくださいね。
生理開始予定日がわかるのであれば、それもメモしておきましょう。
私は「ラルーン」というアプリを使って生理予定日を確認していました。
その日はどんな気分になりやすいのか、お肌の調子はどうなるか等もわかるのでとても使いやすかったです。
このようにして、自分がどれくらいの頻度で症状がでるのか、毎月続くのか等を確認しましょう。
一言でも大丈夫です。
私は「死にそう」の一言が続く日もありました。。。
うつ病なのかPMDDなのか
こうして手帳をつけていくことで、私は生理開始二週間前からハッキリと症状がでていることに気が付きました。
そしてうつ病よりもPMDDであることの可能性が高いと判断し、婦人科を受診しました。
PMDDはうつ病や双極性障害と間違われることもあり、私も実際21歳のときにうつ病だと思って心療内科を受診したことがあります。
まずは「自分を知る」ことで、今後どのような行動を取ればよいかを判断ができますし、受診時はこの手帳をそのままお医者さんに見せても良いと思います。
診察時にうまく症状を伝えることができない、という方も多いです。
私も症状が強いときはまともに会話ができないので、手帳があることで安心でした。
最後に
私が強く訴えたいのは「診察を躊躇しないでほしい」ということ。
日常生活に支障を来たす症状は立派な診察案件です。
怪我ならすぐに病院にかかることは多いけれど、こういった精神的な症状は診察を躊躇したり、他の予定を優先して後回しにしてしまいがちです。
また、周りの人からの理解を得ることができず「そんなの甘えだ」と言われて行きたい気持ちを抑えている方も多くいます。
私も最初はすごく躊躇したし、不安もたくさんありました。
しかし今は病院に行って本当によかったと思ってるし、夫も安心しています。
何より子育てにもかなり支障が出ていたので、子供たちの為にもなったと思っています。
PMSやPMDDの認知度はまだまだ低いです。
少しでも多くの女性が安心して婦人科に行けるように祈ってます。